【第266号】ここ数日で感じたこと

1.求職者の多さ

 ここ数日の間に、ハローワークに行く機会が数回あった。本当に求職者の数は多い。どちらかというと女性の方が多い。印象としては、6〜7割が女性だ。また年齢も若年層に多いようだ。いずれにしても混雑していることが多い。失業率が低下して、景気が回復していると言っているが、現状はまだまだのようだ。既存の社員の給与があまりあがらないのだから、いきなり採用数が増えるのも難しい。IT化が進むということは、省力化が進むということだから、仕事量が増えない限り雇用者も増えないだろう。スーパーの安売りの混雑や、ハローワークの混雑を見ても、地方の景気はまだまだ厳しいということなのだろう。求人倍率は、ようやくほとんどの業種で1倍を超えてきたが、マッチングは良くない。ここも課題だ。

2.健康管理の難しさ

 GWに滝行をしてきたが、それ以来体調が良くなかった。睡眠不足や運動不足もあったのだろう。チェックしてもらうと、打ち身のような症状。それに加えて、身体のゆがみが出ていたり、風邪の症状も加わっていたらしい。つまり複合的な要因で調子が悪くなっていたようだ。これは企業の問題点にも言える。直近の、分かりやすい事実を原因としても、解決しない。以前から起こっていたものや、潜在的なものもチェックする必要がある。先入観で、これが原因だろうと思って対応しても改善されないことになる。
 今回の体調不良も、まず整体してもらい、ストレッチをして、湿布薬を塗り、呼吸法によるリラックスをし、バランスを整え、風邪薬を飲み、睡眠をたっぷり取る事で、少し楽になった。

3.手放すこと

 コーチングのレッスンの中で、やろうと思ってなかなかできないもの、というテーマで出てきたのが「断捨離」だった。特に、本と衣類の断捨離が急務の状態になっていた。服は着ない(正確には着られない)ものが増えて、本は時代にマッチしていないものが増えてきていた(つまり読み返しても価値がないもの)。「いつか使うだろう(読むだろう)」ということで取って置いたものだ。しかし、その「いつか」はあまり来た例はない(笑)。
 毎日、衣類の整理を少しずつやることで、1週間で45ℓのゴミ袋4つがいっぱいになった。それでも手付かずの収納場所がある。まだまだ出そうである。会社の書類も同じであった。「いつか使う」は使わないことが多い。紙ベースで保管しておく必要のないものも多い。周囲の整理は心の整理になる。