【第173号】GW(ゴールデンウィーク)の感想

1. 日程と天候

 今回のGWは曜日の並びから前半の3連休と後半の4連休に分かれてしまったところが多かったのではないだろうか。学校も企業も暦通りというところが多く、家族で遠くまで(あるいは長期に亘って)旅行に行く日程が確保できなかったという人がほとんどであった。
 一方、天候に恵まれたところが多かったのは幸いであった。気温は驚くほど低いところもあったが、春の休日を楽しむには十分な天気となった。
 筆者は、実家のある関東地方と今住んでいる新潟で過ごすこととなったが、いずれも家族連れで大変混雑していた。子供の希望もあり東京ミッドタウンへ行ったが、公園もレストランも人であふれていた。新聞やTVでも報道されているが、今回は海外よりも近場での旅行を楽しむ人が多かったようである。

2. 「わ」ナンバーの増加

 今回、帰省や旅行には、高速道路を利用したが、幸いにも大きな渋滞には巻き込まれなかった。5月3日の日の外環自動車道で30分程度のロスぐらいで済んだ。
 帰りは1回も渋滞に遭遇しなかったが、行き帰りの道中で一番感じたのは、レンタカーの増加である。筆者は、走りながら周りの車のナンバープレートを観るのが好きなのだが、今回ほどレンタカーを見た記憶がない。サービスエリアの駐車場も、一番端に車を停めて、歩いて駐車している車を見て回ったが、本当に増えた。
 それだけ車の所有と活用の仕方が変わってきているのであろう。燃費も向上し、レンタカーには最新のナビゲーションがついている(筆者の車は9年車なので、ナビは12年近く前のもの。ほとんど使用に耐えられないので、最近は、スマホのナビを使用している)。税金や駐車場代、車検代など考えたら、レンタカーの方が安い時代である。所有するというステイタスにさえこだわらなければ、賢い選択とも言える。

3. 長期休みの活用と休み明けの迎え方

 長期休みを取ると生活のリズムを崩しやすい。今回のGWは、途中に平日があったりしたので、あまりリズムを崩さずにすんでいるかもしれないが、特に寝る時間がルーズになりやすい。しっかりとリズムを崩さずに、生活をし、午前中の活用を意識することである。長期休みであれば、前半部分をどう生かすか。そこで、やりたいこと、やるべきことを済ましてしまう。後半に宿題や課題を残すとどうしても憂鬱な気分になるし、疲れも残る。前半で済まし、後半リフレッシュする。そうすることで、すっきりとした休み明けを迎えられる。また、最終日にケジメをつけるイベントをすることも効果がある。異業種のメンバーと休みの活用について反省し合ったりするのもいい。
 是非、次回の休みには、意識してもらいたい。